「異物摂取」で注意すべきこと


 

「異物摂取」という「生活習慣病」

 

異物摂取とは、消化できないゴムやプラスチック、金属などを食べてしまって、

 

胃停滞や腸閉塞などを起こしていしまったり

 

中毒物質を食べてしまって

 

中毒症状などをおこしてしまうことをまとめた疾患です。

 

動物救急医療で多くみられる疾患であり、

 

ご家族にとって怖いのは、

 

いつどのようなものを食べているのかわからないということです。

 

でも、この疾患は、実は「生活習慣病」であり「感染症」です。

 

今回は異物摂取について、その原因や予防法、再発防止について書いていきます。

 

 

異物摂取について理解する

 

異物摂取をしてしまった場合、おおくの愛犬愛猫は

 

・嘔吐

・吐血

・下痢

・血便

・食欲不振

・腹圧の亢進(おなかをかためる)

 

の症状のどれかから始まります。

 

つまり、消化器症状です。

 

異物摂取して胃停滞や腸閉塞を起こした場合、内視鏡でとり切れない場合は

 

開腹手術をしなければならなくなります。

 

中毒物質の場合は、致死的な可能性もあり、

 

催吐処置によって吐かせ、

 

場合によっては胃洗浄を行います。

 

点滴治療して代謝と排泄を促すことがなされます。

 

 

 

異物摂取の原因と予防法は?

 

異物摂取は「生活習慣病」です。

 

普段から小さな異物摂取をしている場合、

 

いずれ手術が必要な異物を食べてしまう恐れがあります。

 

生活習慣病は、健康を害する習慣を積み重ねて起きる病気です。

 

行動学的には、普段から地面をよく「くんくん」とにおっている場合や、

 

特定のものに対してにおいをかいだり、興味を持っていたりすると

 

異物摂取につながるといえます。

 

普段からそのような行動をとっている場合は注意する必要があります。

 

犬の場合、くんくん匂いをかぐことは「探索欲求」につながる行動なので止めることは推奨されませんが、

 

口にしてしまうようなことがあれば、行動学的に抑えた方良いと考えられます。

 

 

また、部屋が散らかっていると、異物摂取の確率は上がります。

 

片付けの習慣も大事なのです。

 

 

また、食事の不自然さも実は異物摂取の原因といえます。

 

自然界のどうぶつたちは、ほとんど異物摂取をしません。

 

これは、天然由来で遺伝子に刻まれた食事しか摂っていないからだと考えられます。

 

現代の「ペット」たちの多くは

 

添加物をはじめとする人工産物を多く摂取しており、

 

何が食べていいものなのか、食べてはいけないものなのか、

 

潜在的にわからなくなっているのです。

 

自然食事を推進することは、健康増進だけでなく、

 

異物摂取の予防にも効果的なのです。

 

 

「異物摂取」は「生活習慣病」

 

異物摂取の原因と予防法について理解すれば、

 

異物摂取が生活習慣病であることが分かります。

 

ご家族のみなさんの生活習慣が原因となることが多いので、

 

家族みんなで原因を考えて

 

・部屋の掃除をする

 

・愛犬愛猫の行動を見てみる。

 

・犬や猫にとって中毒となりやすいものを放置しない

 

などなど考えるとおもしろいですよ^^

 

楽しく予防することが大事なのです。