デグーの飼い方は環境から。デグーの生活に関する疑問を一気に解決


デグーの飼い方で環境はとても大切

 

デグーはとても小さなどうぶつです。

 

環境から受ける影響は想像以上です。

 

デグーの飼い方でもっとも気をつけなければならないのが生活環境です。

 

動物救急医療でも多くのデグーが運ばれてきますが、

 

その多くは飼い方、特に生活環境の不適切からくるものです。

 

ちまたには間違ったデグーの飼い方に関する情報が広まっています。

 

デグーにとって快適な正しい飼い方を知り、デグーとの健康的な生活を楽しみましょう!

 

 

 

デグーの環境管理は「ケージ」から

 

デグーと暮らす場合、デグーは多くの時間をケージの中で過ごす事になります。

 

ケージを改善するだけで、デグーの生活の質は格段に上がることでしょう。

 

ここではデグーが暮らすケージについてお伝えします。

 

 

  • デグーのケージに必要なもの

 

これからデグーと暮らそうと思う方は、しっかりケージ環境を整えてから迎えましょう。

 

最低限必要な備品がなければ、デグーは間違った環境に慣れてしまいますし、生活の質を下げてしまいます。

 

デグーのケージに最低限必要なものを以下にあげます。

 

・ケージ

・食器

・給水ボトル

・巣箱などの寝床

・隠れ家

・止まり木やかじり木

・フィーダー(牧草を置く場所)

・回し車

・砂浴び場

・温度計

・ヒーター

 

また、デグーを飼育する上で必要な道具を以下にあげます。

 

・キャリー

・掃除用具

・体重計

・爪切り

 

 

  • デグーのケージで重要な5つのポイント

 

 

【デグーケージのポイントその1】大きさ、広さ

 

デグーケージには「広さ」が大事になります。

 

よく「高さが重要だ」という情報もありますが、

 

デグーケージにはそれほど高低差は重要ではありません。

 

デグーはジャンプで段差を軽々と登る様子が見られるのでこのような考え方が生まれたのかもしれませんが、

 

野生のデグーを考えると、そこまで高低差のある環境で生きていませんし、それが絶対必要な運動ではありません。

 

ケージに必要なのは広さです。

 

推奨されるケージのサイズは

 

単頭飼いですと「60×30×20(高さ)cm」以上であるのが理想的と言われています。

 

多頭(2頭)飼いですと「50×70×60(高さ)cm」以上であることが理想的です。

 

ケージの面積を拡大し、ロフトなどを利用して床面積を広げましょう。

 

ただし、ロフトなどを利用したり、高低差をつけたりする場合、

 

高所落下でケガをするリスクは上がるので気をつけてください。

 

 

【デグーケージのポイントその2】安全を確保する

 

ケージの安全性は最低限考えなければならないポイントです。

 

 

・高所落下のリスクを減らす

 

大きな高低差があると高所落下で骨折などのリスクが上がりますので、

 

高低差はなるべく少なくしましょう。

 

 

・異物摂取の可能性を減らす

 

デグーはよくものをかじります。

 

囓ることはいいことなのですが、プラスチック片や布などの材質のものは、

 

飲み込んでしまうと消化できずに胃内に貯留してしまう、

 

消化管の閉塞を起こしてしまう可能性があります。

 

 

・デグーが挟まってケガをするリスクを減らす

 

「ケージに肢(あし)を挟んでしまい、脱臼や出血を起こす」

 

「ものが落ちてデグーが下敷きになる」といったリスクは極力避けましょう。

 

 

・脱走のリスクを減らす

 

ケージの網が荒い部分がある、窓の締まりがゆるい場合は脱走する恐れがあります。

 

開きやすい窓に関してはナスカンなどを利用して脱走を予防することができます。

 

 

【デグーケージのポイントその3】巣穴に相当する巣箱や隠れ家を用意する

 

野生のデグーは巣穴を作って生活しています。

 

暗くて狭い場所を用意すると、巣穴に近い環境を提供することができます。

 

木製の巣箱やトンネルなどを選ぶといいでしょう。

 

ハンモックなどを使う方もいらっしゃいますが、高所落下の原因になることがあります。

 

また、ハンモックは光をさえぎることはできないので、巣穴に相当するものではありません。

 

 

【デグーケージのポイントその4】止まり木やかじり木

 

止まり木などを設置するとデグーの行動範囲や行動パターンが広がります。

 

木製のものを利用すると、止まり木にもなるうえかじり木としての役割も果たすので、一石二鳥ですね。

 

また、金属やプラスチック製のものより滑りにくく、高所落下のリスクも減らせます。

 

止まり木は細いものはなるべく使わず、太いものや平べったいステージのようなものを利用すると安全でしょう。

 

 

【デグーケージのポイントその5】食器やフィーダー

 

ペレットや野菜などをあげるための食器は陶器がおすすめです。

 

牧草フィーダーは清潔な牧草を提供する上で重要なツールです。

 

床の牧草は排尿排便で汚れてしまい、衛生的に悪化してしまうことが多いからです。

 

給水ボトルは飲み口がステンレス製のものがいいです。

 

放置して水が垂れてしまうと衛生的に良くありません。

 

 

  • デグーケージの置き場ひとつで快適度が変わる

 

ケージのレイアウトばかりに目がいく飼い主さんが多いですが、そもそもケージをどこに置くのか?

 

これはレイアウトより重要なことかもしれません。

 

ケージの位置を考えるためにもっとも大切な考え方は「快ストレスと不快ストレスの量」です。

 

・ケージ周辺の温度のムラが少ない

・比較的乾燥した環境

・直射日光から避ける

・騒音が少ない環境

・エアコンや窓からの隙間風などがない環境

・犬猫など、恐怖心を引き起こす他のどうぶつから離されている

・人間がいることが多い環境

 

デグーにとって不快ストレスの少ない、快適な環境を提供することを意識しましょう。

 

デグーは自分で環境を決められません。

 

飼い主さんがデグーに寄り添ってベターな環境をつくること、それがデグーの飼い方における大きなポイントなのです。

 

 

 

デグーの飼い方で重要な「環境管理」の考え方

 

ここでは、デグーの環境管理について具体的な方法をお伝えしましたが、

 

大切になるのは飼い主さんのマインドです。

 

基本的には

 

・安全の確保

・不快ストレスの抑制

・快適さの提供

 

この3つの考え方がベースとなっています。

 

よりよい環境を提供することで、デグーの健康や飼い主さんとの良好な信頼関係を手にすることができるのです。

 

 

Commentsこの記事についたコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です