猫の肥満症をチェック!すぐにできる愛猫ダイエット方法とは?


猫の肥満症

我が家の猫ちゃんは肥満ではありませんか?

肥満症は生活上のストレスになるだけではなく、いろいろな病気を招いてしまいます。

この記事では、猫の肥満の原因や、すぐにできる肥満対策のノウハウを紹介しています。

愛猫の肥満にお悩みの方、肥満にはしたくないという飼い主さんには見ていただきたい内容です。

また、「少し太った猫ちゃんがすき!」という飼い主さんでも、

肥満症のマイナス点を理解した上で体重管理を行いましょう。

 

猫の肥満チェック法

「愛猫が肥満体型なのかどうかがわからない。」という声をよく聞きます。

そんな方に紹介できる「愛猫の肥満度をチェックする方法」があります。

普通の猫ちゃんがどのくらいの体重で、どのような見た目になるのかわからない方には、

BCS(ボディーコンディションスコア)という体型評価方法を利用することをおすすめします。

これは獣医師も利用している体型評価方法なのですが、一般の方でも簡単に活用することができるものなので、是非ご活用ください。

<blockquote>

〜BCS(ボディーコンディションスコア)〜

 

BCS 1/9 (痩せすぎ)

・肋骨の評価;短毛種では肋骨が見える。体脂肪は触知できない。

・椎骨の評価;腰椎および腸骨がはっきり見えており、容易に触知できる。

 

BSC 3/9 (痩せ気味)

・肋骨の評価;ごく薄い脂肪で覆われており、容易に触知できる。

・椎骨の評価;腰椎ははっきりと見えている。

・腰部の評価;最後肋骨から腰がはっきりとくびれている。

・腹部の評価;腹部の体脂肪はごくわずか。

 

BCS 5/9 (理想体型)

・肋骨の評価;肋骨はわずかに脂肪に覆われており、触知可能。

・椎骨の評価;腰椎部に余分な脂肪はない。

・腰部の評価;腰のくびれはある。

・腹部の評価;腹部はごく薄い脂肪に覆われている。

 

BSC 7/9 (太り気味)

・肋骨の評価;肋骨は中程度の脂肪で覆われており、触知は困難

・椎骨の評価;腰椎部には脂肪が触知できる。

・腰部の評価;腰のくびれはほとんどまたは全くない。

・腹部の評価;腹部は丸みを帯び、中程度の脂肪に覆われている。

 

BCS 9/9 (太りすぎ)

・肋骨の評価;肋骨は厚い脂肪に覆われており、触知できない。

・椎骨の評価;腰椎部にはかなりの脂肪が沈着している。

・腰部の評価;腰のくびれはない。

・腹部の評価;過剰な腹部脂肪があり、膨張している。

 

</blockquote>

 

参考:アメリカ動物病院協会(AAHA)栄養評価 犬・猫に関するガイドライン

 

BCSを基準として体型管理していく場合は、理想体型であるBCS 5/9を目指しましょう。

BCS 6/9以上であると肥満症と診断するのが一般的なので、肥満症にならないBCS 5/9をキープする意識が大切です。

さらに詳しい内容を知りたい方は、本記事最後にあるリンクからご覧ください。

 

猫の肥満症の原因

猫の肥満症にはさまざまな原因がありますが、多くの場合複数の原因がもととなります。

また、猫はもともと太りやすい動物です。

純粋な肉食動物であり、安定的に食事が摂れるとは限らない環境で育ち、

なおかつ砂漠地帯から発生してきた生き物です。

エネルギーを無駄にしない身体になっているのです。

つまり、猫のダイエット方法は飼い主みんなが知っておかなければならないことだと思っています。

太らせたくない場合は、できることからしっかり予防することが大切です。

 

1. 過剰な食事量

肥満症の一番の原因は「過剰な食事量」です。

余分なエネルギーが体内に入ると、脂肪分として貯蓄されて結果として肥満症になってしまいます。

おやつのあげすぎも肥満症につながります。

糖尿病など、重篤な疾患にもつながるので、注意しましょう。

病院で診ていても、しっかりキャットフードを食べている猫のほうが長生きで健康である傾向があります。

また、消化管の状態を悪くすることもあるので、場合によっては免疫力が低下してしまったり、消化管症状(嘔吐や下痢)を誘発する可能性もあります。

 

2. 運動不足

人間と同じく、猫でも運動不足が続くと肥満になってしまいます

食事量が適切でもほとんど運動していないと、使われるはずのエネルギーが使われず、脂肪として貯蓄されてしまいます。

肥満症になってしまうと、運動しづらくなるので余計に肥満傾向になる悪循環が発生します。

また、家の中に遊び道具(おもちゃやキャットタワーなど)がないと、一匹でいる時の運動量が低下してしまいます。

 

3. 病気

肥満症になりやすくなる病気があります。

 

内分泌系の疾患のであれば

・クッシング病(副腎皮質機能亢進症)

・甲状腺機能低下症

 

運動能力の低下として

・関節炎

・外傷などによる疼痛(痛み)

・下半身不随

 

などがあげられます。

これらの病気や怪我になった場合は、食事内容などに一層注意を払わなければなりません。

 

猫の肥満対策

猫ちゃんが太る原因は基本的には人間と同じです。

食べ過ぎ、運動不足、ストレスなどが原因となることがほとんどです。

それらの原因に対してしっかり対策することで肥満症の治療や予防をすることができます。

 

1. 食事管理

もっとも大切なのは「食事管理」です。

基本の食事はキャットフード(ドライフード)が適しています。

缶詰でもいいですが、経済面で考えるとドライフードがおすすめです。

また、おやつを過剰にあげる習慣は肥満症を招きます。

おやつは必要最低限にしましょう。

猫は嗜好性の高い食べものを好んで選びます。

一度美味しい思いをさせると、それ以外の食事を受け付けなくなってしまうことがあるので、おやつをあげるときには注意が必要です。

食事を食べなくなると、肝リピドーシスのリスクをあげてしまいます。

カロリー少なめの療法食を利用することも対策の一つです。

食事を切り替えるときのポイントは「いきなり食事内容をすべて変えないこと」です。

今までの食事に少しだけ(1割程度)新しい食事を混ぜてみます。問題なければ徐々に新しい食事の割合を増やしていくといったやり方で切り替えるとうまくいくことが多いです。

注意していただきたいのが、キャットフードに記載されている推奨量はすべての猫にあてはまるわけではありません。

愛猫の体型を管理して行く中で調節する必要があります。

また、避妊や去勢手術をした猫ちゃんは基本的には食事量を減らさなければなりません

猫は太りやすい動物なので、摂取カロリーを間違えると一気に肥満になってしまいます。

避妊・去勢手術後は特に太りやすくなるので、食事管理には十分注意しましょう。

避妊・去勢手術後の管理について詳しく知りたい方はこの記事の最後にあるリンクを参考にしてみてください。

 

食事を一気にがっついて食べるのも肥満症の原因と言えます。

同じ食事量でも、少しずつ食べさせることで肥満のリスクは格段に下がります。

食事のあげ方を工夫することで解決します。

たとえば、色々なところに皿を置いて食事を探させたり、ドライフードを投げて遊ばせながら食べさせたりと、少しずつ食べさせる方法はたくさんあります。

猫の餌やりの方法については記事の最後にあるリンクも参考にしてみてください。

 

2. 運動させること

人間も猫も同じです。運動すると過剰なエネルギーや沈着している脂肪を燃焼することができます

また、運動することにより燃焼に必要な筋肉を発達させることができます。

筋肉が豊富だと脂肪を簡単に燃焼することができるので、太りにくい体質にすることができます。

上下運動が一番効率的です。キャットタワーや机や棚などのアスレチックがあるといいでしょう。

愛猫と一緒に遊んで運動させると、体づくりできるだけではなく、飼い主とのスキンシップもとれるので、心身ともに健康になれます。

ただし、猫は長時間の運動を苦手とします。

一回の運動は10〜20分程度にして激しすぎないようにしましょう。

 

猫の肥満対策で健康ライフを

猫の肥満症にはさまざまな弊害があります。

場合によっては命に関わる事態にもなりかねません。

猫の肥満症でおこしやすい病気については記事の最後に紹介するリンクで詳しく説明しています。

愛猫の肥満症にはさまざまな原因がありますが、基本的に「食事管理」と「日常的な運動」をしっかり行えばダイエットに成功します。

健康な猫ちゃんは飼い主さんをも健康にします。

愛猫との健康ライフを目指しましょう^^

 

関連記事はこちら↓

 

BCSについてもっと知りたい方はこちらの記事をどうぞ

【猫の6つの体型を理解して体重管理を成功させる方法とは?】