猫の餌の量を決める7つのステップで正しい食事管理を


猫の餌の量とは?

猫は食事管理が大切ないきものです。

特に猫の餌の量が不適切であると、肥満症をはじめとした疾患をひきおこしまい、

QOL(生活の質)を下げてしまいかねません。

愛猫の快適なくらしを支えるために、食事管理を行いましょう。

食事管理は基本的に適切な「食事内容」と「食事量」を決めてあげることです。

ここでは、猫の適切な食事量についてお伝えします。

 

猫の餌の量を決める7つのステップ

【猫の餌の量の決め方 ステップ1】食事内容の決定

猫の主食をしっかり決めて、おやつなどの副食はなるべくあげないようにしましょう。

手作り食をあげる場合は、食事量の計算が難しいです。

 

【猫の餌の量の決め方 ステップ2】カロリー数の把握

主食のみを与える方は、主食フードのカロリー数(kcal /g)を把握してください。

主食と同時に副食を与えたい方は、副食のカロリー数も同時に把握してください。

副食のカロリー数は食事全体の10%以下にしてください。

手作り食を与える方は、大体のカロリー数でも結構ですので、計算しましょう。また、栄養のバランスや調味料の使用、中毒物質である食材には注意しましょう。

 

【猫の餌の量の決め方 ステップ3】愛猫の体重と栄養状態の計測

愛猫の体重をもとに食事量は決められます。

体重計を使って測ります。

また、栄養状態(体型)の把握も食事量の計算では重要です。

愛猫の栄養状態を知る方法は本記事最後にあるリンクからご覧ください。

 

【猫の餌の量の決め方 ステップ4】安静時エネルギー要求量を計算する

まずは愛猫の安静時エネルギー要求量(RER)を電卓を利用して計算します。

はじめに愛猫の体重を3乗します。

その値に√を2回おします。

その値に70をかけます。

この値が安静時エネルギー要求量(RER)となります。

 

~計算例~

体重が4.5kgの日本猫の場合

4.5の3乗で91.125

その値に√を2回おすと3.09

その値に70をかけると216

 

【猫の餌の量の決め方 ステップ5】1日あたりのエネルギー要求量(DER)

RERを計算したら、その値に適切な係数をかけます。

係数は以下の通りです。

 

・避妊および去勢手術をされていない猫:1.4

・避妊および去勢手術を受けた猫:1.2

・肥満傾向のある猫(BCS 6/9以上):1.0

・高齢猫(7-11歳):1.2

・老齢猫(12歳以上):1.1

・妊娠期:2.0

・授乳期:3.0

これらの係数をRERとかけ合わせた値が1日あたりのエネルギー要求量(DER)となります。

 

【猫の餌の量の決め方 ステップ6】1日あたりに必要な食事量を算出する

TERを計算したら、最後にTERの値を食事のカロリー数(kcal /g)で割ります。

その値が1日あたりに必要な食事量(g)となるのです。

 

【猫の餌の量の決め方 ステップ7】1回の食事量を算出する

最後に1回の食事での餌の量を決定します。

猫は1日に複数回食事を分けることが好まれます。

たとえば、2回に分ける場合、1日の食事量を2で割れば算出できますよね。

 

猫の食事量を決めることで規則正しい生活を

愛猫に対して正しい食事量を与えることは、愛猫に規則正しい生活をもたらします。

ストレスが少なく、安心した生活を手に入れた猫は、とても健康的で高いパフォーマンスを見せてくれます。

同時に、飼い主も健康に気をつかい、どうぶつと飼い主双方が健康になっていく過程を何度も見てきました。

まだ食事量を計算したことのない飼い主さんは、試してみてはいかがでしょうか?

 

愛猫の栄養状態(体型)についてはこちらをご覧ください↓

【猫の6つの体型を理解して体重管理を成功させる方法とは?】